NPO法人日本パーソナルカラー協会が実施している「色彩技能パーソナルカラー検定®」は、パーソナルカラーに必要な基礎的知識や「色を見分ける力」を身に付けることができる検定試験です。日常生活での色選びはもちろん、ファッションやネイル・メイク・ブライダル・デザイン等、幅広いジャンルの仕事に活かすことができます。
実際にはどのような問題が出されるのか?
今回のブログでは簡易的な練習問題を紹介しますので、是非トライしてみてください♪
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【問題】 【a】と【b】の色を見て、次の設問に対する最も適切な答えを①~④から1つ選びなさい。
<A-1> 【a】と【b】に共通する「色の四属性」を選びなさい。
① 赤紫系・高明度・中彩度・濁色
② 赤紫系・低明度・高彩度・清色
③ 赤紫系・中明度・高彩度・清色
④ 赤紫系・高明度・低彩度・濁色
<A-2> 【a】と【b】を比較した場合、最も違いがある属性を選びなさい。
① 色相
② 明度
③ 彩度
④ 清濁
POINT
色の違いによる顔の変化を判別できることが、パーソナルカラー分析診断を行うためには必要な技能です。そのためにおおまかな四属性の絶対値が見分けられると、色相が異なっても四属性の効果を比較できます。さらに【a】と【b】のような近い色での四属性の違いを見分けて顔の変化を確認することで、似合う色の属性をまとめていくことができます。そのための色の見分け力を問う問題です。
モジュール1の解答はこちらをタップ
<A-1>③ <A-2>③
【問題】 次の指定された色を見て、<B-1><B-2>の条件にあてはまる最も適切な色をそれぞれの①〜④から1つ選びなさい。
<B-1> 【c】と比べて顔が派手に見える色
<B-2> 【c】と比べて顔が地味に見える色
POINT
色は比較する相手の色により見え方が異なる相対的なものです。<B-1>と<B-2>のように、属性による色選びでどんな演出も可能になります。この技能はファッションやビューティの実務で活用できます。
モジュール2の解答はこちらをタップ
<B-1>③ <B-2>②
【問題】 <C> 下のa~fの中で、aと比較して色相と彩度が異なり、他は近似の色をb〜fの中から選びなさい。
POINT
モジュール3では更に小さな属性の違いも見分けられる目の訓練が求められます。またそれによる顔の変化を見分ける力が試されます。
【問題】 以下の顔を比べて見て、最も適切な記述をそれぞれの①②③④から1つ選びなさい。
<D-1> 【d】の色を当てた時の顔の印象
①顔が暗くなるので白さが目立たない。顔の輪郭が小さく見える。
②顔が白くなり目鼻立ちがはっきりして見える。
③顔に血色が出て見え、ツヤ・ハリが出て見える。
④顔が白くなるが大きく見え、顔の輪郭がぼんやり見える。
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<D-2> 【e】の色を当てた時の顔の印象
①顔が黄みを帯びてふっくら見え、目鼻立ちがはっきりする。
②顔に血色が出て明るく見え、顔の輪郭は膨張して見える。
③顔が白く見え、顔の輪郭やシワ・シミなど色素がはっきりと見える。
④肌が暗く濃く見え、顔の輪郭線はぼんやりして見える。
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<D-3> 【d】と【e】の印象の違いに最も強く影響している属性
①色相と清濁が最も強く影響している。
②色相と明度が最も強く影響している。
③彩度と清濁が最も強く影響している。
④明度と彩度が最も強く影響している。
POINT
【d】と【e】の色の属性の違いから顔の見え方の違いを選択し、影響している属性を答える問題です。パーソナルカラー分析診断方法の基本となります。
モジュール3の解答はこちらをタップ
<C>d <D-1>① <D-2>② <D-3>②
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色彩技能パーソナルカラー検定®は文章問題も出題されますが、実際に色を見て解く問題が豊富に出題されることも特徴で、色を「見分ける力」が試されます。
これは、実践で役立てることのできるスキルを身につけるためです。試験対策として最も重要なことは、色を見分ける「目」を養うことです。沢山の色を見分ける訓練を重ねましょう♪
日本パーソナルカラー協会の公式インスタグラムでは、パーソナルカラーの知識や色による効果・色の見分けなど、動画なども交えてわかりやすく紹介しています!是非チェックしてみてください♪