日本パーソナルカラー協会では、認定資格としてJPCA講師がございますが、より理解を深め活躍していただけるように、定期的な研修講座を行っております。
この度、2021年度の講座を担当していただいた本部講師の方々に講座を終えた感想をいただきました。
今回は、【配色とパーソナルカラー】の講座を担当していただいた佐藤敬子先生と渡辺愛理先生をご紹介いたします。
2021年度認定講師研修講座では「配色」を担当しました。
この単元を担当することに当初は難しさを感じていました。授業で学生に「配色」を教えるのは慣れているのですが、すでに指導経験のある認定講師の方々に有益な講座にしなければいけない、また、配色とパーソナルカラーの関連付けをしなくてはいけないという点が普段とは違う面があるからです。
上席本部講師の舟橋先生にご助言いただきながら、J P C Aの考える配色を伝えるべく、より実社会と結びついた配色の指導法をお伝えすることとしました。
配色技法の指導をどのように行なっているかはもちろんですが、私が指導をする際に気をつけていること、「配色」は特別なことではなく日常行なっていることだと気づいて欲しい、、色を使いこなす一つの方法として配色は有効であることを気づいて欲しい、そして日常を色で楽しんで欲しい、そんな思いで日々指導していることが伝わっていれば大変嬉しく思います。
佐藤 敬子先生
J P C A本部講師/J P C Aパーソナルカラーアナリスト®
A F T1級色彩コーディネーター
日本ヘアメイクアーティスト協会会員
テイストスケール法感性インストラクターNo.135
専門学校にてパーソナルカラーの指導、各種企業・団体での色彩関連セミナー、ブライダルの現場にてパーソナルカラー診断等行っています。
本部講師となりはや7年目、本部講師として認定講師の方々により深い知識を伝える機会だと考え、JPCA認定講師研修講座「パーソナルカラーと配色」を担当することになりました。
他の本部講師の研修講座も参考にし、視覚的な教材を集めながら、講座の組み立てを考えていきましたが、上席本部講師の川浪先生が相談に乗ってくださり心強かったです。認定講師研修は、講師になったばかりの人から、講師キャリアの長い人まで集まるので、伝え方には工夫が必要でした。
知識の面では色彩学の理論的な部分に加え、検定対策としてのポイントをモジュール1,2ともに伝え、特に新テキストと旧テキストとの違いや、4シーズンの属性を少し変化させたコーディネート方法部分も伝えました。更に専門学校生と社会人との違いなども交え、現場に立ったときの実践的なイメージが掴めるように工夫しました。
当日は、上席本部講師の舟橋先生を始めとして、事務局のサポートもあり、不慣れなZoom講座も無事に開催することができました。準備が大変な部分もありましたが、Zoomで名古屋から全国の講師に向けて発信ができる良い機会となりました。
渡辺 愛理先生
J P C A本部講師/J P C Aパーソナルカラーアナリスト®
株式会社 ブライトハート 代表取締役社長 渡辺愛理
専門学校にてパーソナルカラーの指導、各種企業・団体で専業主婦時代にカラー検定を学び、カラーの素晴らしさを多くの人に広めたいとカラーコンサルタントとなり21年。カラー講師として大学、専門学校、公共機関、企業などの講師活動、カラーコンサルタント業では個人のイメージコンサルティングを行う。各種プロ養成講座も開講し、次世代の育成にも力を入れている。