JPCA講師養成講座を修了し2024年10月にJPCA講師資格を取得された高松さんに受講生の声をお伺いしました!!
金沢の美大でプロダクトデザインを専攻。男女雇用機会均等法施行の年に生活用品を製造販売するプラスチックメーカーに入社。デザイン部署の所属でプロダクトデザイン、設計、カラーデザインを担当する。その後は管理職としてデザインだけでなく、新製品企画、販売促進の業務と、商品開発全般に携わる。現在は社内アドバイザーやマーケティング関連の講師として活躍。そろそろ卒業検討中。JPCAの以外で取得した資格は、カラーコーディネータ検定1級、色彩能力検定1級、カラーセラピー/オーラライト2th、プロモーショナルマーケター資格。また、趣味に関わる資格としてNFD協会フラワーデザイナー認定講師、フラワー装飾技能検定2級、花と暮らす認知症予防インストラクターを保持。
当時は男性デザイナー達と仕事をしていましたが、女性である私がカラーを担当した商品たちが市場で評価されました。当然ですよね、ターゲットユーザーに近い購買感覚を持っているのですから。遂には会社の新製品全般のカラーデザインを担当する事になり、「しっかりカラー理論を習得して自信をつけたい」「お客様からも納得と信頼性を得られるスキルが必要」と考えて勉強と資格取得に取り組んだのが、そもそもの始まりです。その頃から、カラー界隈のトレンドとしてパーソナルカラーには注目していました。そろそろカラー知識のブラッシュアップをと考え始めた頃、コロナ期でもオンライン受験(*)が出来ることを知り、パーソナルカラーにチャレンジし始めました。
*色彩技能パーソナルカラー検定®は、CBT方式で全国各地にあるテストセンターにてコンピューター受験が可能です。JPCA講師養成講座は、オンラインで受講や資格取得ができます。
JPCA講師養成講座の受講の動機は、自分のカラー知識の風化防止とアップデートだったのですが、パーソナルカラーは知れば知るほど新鮮で“目から鱗“でした。多くのカラー理論を学んできたつもりですが、パーソナルカラーは、『人』が中心の理論であるところがおもしろい。「人との調和」や「その人の魅力や好印象」などを実現できるというような『人』中心だというのがユニークでしたね。それから協会本部の先生方の熱量に感動し、同じ受講生の真剣な姿勢にもかなり触発されました。パーソナルカラーや色彩学の啓蒙を目的に認定講師を目指しましたが、「パーソナルカラーの勉強をしている」と言うと必ず「似合う色のアドバイス」を要望されるので、JPCAパーソナルカラーアナリスト®としての活動も必要だと感じ、次はこちらにチャレンジするつもりです。
業務伝承ミッションも一区切りつく事から、長年勤めた現在の会社も卒業を予定しています。身につけた資格やスキルの点を線で繋ぎ直し、これからはパーソナルカラーを軸に、人に寄り添い、人を輝かせ応援する仕事がしたいと考えています。今までは、企業で商品の開発に活かしてきたカラーの効果を、これからは、人の生き方を前向きに応援する手段として活かし、少しでも社会を豊かにすることに貢献していきたいと思っています。その手応えが、第二ステージへ進む私の心も豊にしてくれると信じています。
ようこそカラーの道へ。この道を選んだからには、楽しんで突き進んでください!カラーの知識は仕事だけでなくプライベートでも活かされますよ。実体験で言うと、たとえば家族から、料理の盛付が美味しそうと言われたり、洋服の色の取り合わせがTPOに合っていると褒められたり…。カラーの知識って、資格試験がどうこう以前に学べば自然と身につくので、何気ない生活のシーンでも滲み出るのです。自分がもっと、好きになれますよ。
JPCA講師
高松 桂子