講師養成講座を受講された杉野さんにお話をうかがってきました!
双子って、お揃いのお洋服や色違いのお洋服を着ているイメージがありませんか?
私は双子として生まれたので、小さい頃からいつも双子の妹とお揃いの服を着ていました。
同じ顔で、同じ髪型で…さらに同じ服まで着ていると、どうしても見分けるのが難しいんでしょうね。妹と間違われるたびに、なんだか自分自身を見てもらえていないような気持ちになって、それが本当にコンプレックスだったんです。
どうすれば自分自身を見てもらえるんだろう、と考えたときに「親が選んだ(妹と)お揃いの服ではなく、自分で選んだ服を着ればいいんだ!」と思って、10歳の頃には自分のお小遣いを貯めて、自分で服を買うようになりました。
それ以来、オシャレをすることが大好きになって、だんだんと「ファッション業界で働きたい」という気持ちに変わっていきました。
私にとってのファッションとは、自分自身を映し出す鏡、と言っていいと思います。
アパレル販売員時代に、お客様に「なぜこれが似合うのか?」を質問されたとき、明確な理由がわからなかったことがきっかけで、パーソナルカラーを学び始めました。
自分が「好きな色」を着ることももちろん大切なことですが、時には第三者目線が必要なときがあるんですよね。デートに行くとか、大事な商談に行くとか。様々な場面に合わせて、より自分自身の魅力を引き立てることができるのが、パーソナルカラーです。
元々持っているその方自身の魅力にプラスαのご提案をすることができる。『目の前の貴方を活かす』をコンセプトに活動している現職では、パーソナルカラーは必須スキルだと思っています。
元々専門学校で色彩の授業を受けていましたし、アパレル販売員の経験も役に立って、モジュール1〜3まで独学で合格することができました。ですので今回の講師養成講座は、JPCAの先生方に直接教えていただく初めての機会となりました。
自分自身の実際の力量や、間違った解釈があった点もよくわかり、より深く色についての知識が深まったことを実感しています。
これから色彩技能パーソナルカラー検定®を受けようとされる方には、たしかに独学でもいけるのですが、自分の経験から言わせてもらえば、協会主催の講座を受講されることを強くオススメしたいです。
私自身、色を見分ける訓練や、顔にどのような影響が出るかを見る訓練など、まだまだ勉強したいと言うのが本音なので、資格取得後も、認定講師向けの講座に参加するのを楽しみにしています。
講師として活動しながら、次はパーソナルカラーアナリスト®の資格も取得し、実際に診断や講座を行う個人サロンを開きたいと考えています。また、ゆくゆくはファッションジャーナリストとして活動していきたいので、YouTubeやTikTokなどのツールを活用してSNS活動にも力を入れていく予定です。
貴方を活かすスペシャリスト JPCA講師 杉野亜弥
上田安子服飾専門学校ファッションプロデュース学科卒業後、某大型セレクトショップにてアパレル販売員として就職。そこで全国販売員個人売上ランキングで1位の実績を獲得。退社後、留学を考えていたが、新型コロナウイルス感染症の為、留学が困難となり、何か新しいことをはじめようとしたときにNPO法人日本パーソナルカラー協会のパーソナルカラーと出会う。現在はIT企業の営業をしながら、お買い物同行ショッピングを行う。今年の6月には母校である上田安子服飾専門学校にて色のワークショップを実施。